今日の推しは誰ですか?

推しと担当で忙し楽しい。

カントリー・ガールズの亡霊にとらわれて、ハロプロDDをやめたくて苦しい

以前書いていた記事をあげる。ハロプロ改革に伴うただの八つ当たりです。

 

 

 

 

ハロプロDDがカントリー・ガールズに起こったことを、まだ受け入れ切れていないって愚痴をつらつらかく。兼任先グループファンの方はいやな気持ちになると思います。ごめんなさい(しかもながい)

 

 

ハロプロに所属してるってだけでその女の子の存在は私の中で好感度スタートダッシュするくらいにはハロプロが好き。モーニングコーヒーのフリを完コピすべく踊りまくってた幼少時代を持つ私は、勝手にハロプロメンバーに自分のやる気とか夢とか日常のキラキラしたものをのっけて、その彼女たちを応援することで自分の人生に価値を見いだしている。たかがアイドルにナニソレ重いと言われるのは百も承知だけど、私の人生において、ステージでスポットライトあびたり、武道館にたったり、デビューが決まって泣いて喜ぶなんてイベントはいままでになかったしこれからもない。だからこそ、自分と全く違う世界に生きている彼女たち(彼ら)をまぶしく思うし、いとおしいし、全力でキンブレ振って名前を叫ぶ。夢を一緒にかなえたいと思ってしまう。大体みんな好きだけど、その中でも「この子のパフォーマンスを、笑顔をずっとみていたい!応援したい!名前を呼びたい!」って子が推しになる。

 

モーニング娘。野中美希ちゃん、アンジュルム笠原桃奈ちゃん、カントリー・ガールズの小関舞ちゃん。Berryz工房がももち引退で殿堂入りした今、この三人が私の中のハロプロ3推しです。

 

この3グループが(だけじゃないけど)、今回のハロプロ新体制とやらで、なんだかもうごっちゃになってしまった。春ツアーで、メンバーの増員はあれど、ももち卒業後はこの5人がメインでやっていくんだ、絶対やっていける、それぐらいカンガルはきてる!すごい!って大興奮して職場でダイレクトマーケティングしまくった私が馬鹿みたい。この1件でアイドルDDが大々的にバレて、親しくもない同じ職場ってだけのやつに「女子が女子ドル応援するとか、見返りなんもないじゃん、プッ」とかいわれたけど、「え??いや、彼女たちはパフォーマンスでかえしてくれてるやん!雨後のたけのこばりににょきにょき成長していく青春の輝きを応援できるこの喜び!!それがこの人にはわからんのだな…」と余裕ぶっこいていたあの日の私に、「この後ちょっと隕石級のお知らせくるから、準備しときや」と忠告したい。

 

まず、所属も決まらないまま、ちぃちゃんとやなみんとむすぶが兼任するわ~ってなって、こちとら「イヤイヤ、え?カントリーは?っていうか、学業優先とか耳障りの良いこといって、うちの舞ちゃんと山木リーダーを「どっかと兼任させる程のアレでもないしなー」とか思ってないよね?はぁ?」とけんか腰だった。

 

ここでいやだったのは、ハロプロが新体制に移行することじゃない。各グループに新メンバーが入ることに、断固反対でもない。(Juice=Juiceは発表時さすがにどうかと思ったが)

 

カントリー・ガールズって正規グループが、ゆるやかに「なかったこと」扱いされることだよ!

 

期間限定でも正規所属前提の兼任ユニでもない、堂々たるハロプロ正規グループの、その中でも全員が高いモチベーションで、そのスタイル維持において、パフォーマンスののびしろで、私がハロプロメンに望む「パフォーマンス向上のために常に努力し、プロとしての志を忘れない」ことをずっとやり続けてきた、カントリー・ガールズがなんで大幅活動縮小やねん。つーかほぼ解体&温情でちょっとやらせてやっかーファンうるせーしなって感じがミエミエやねん!ちぃなんて他のグループにいっちゃったら、もう重宝されちゃって「カントリーはもういいか~」ってなるんちゃうんかい!

 

これまでほんっっといろいろいいたいことはあったし、運営に呪詛かけたろかと思ったことも何度もあったが、アイドル応援スタンスの一つである「事務所を悪く言うと、所属してるアイドルも価値が下がる気がする」って信念のもと、(そこまで)悪くはいわず見守ってきた。世間が大バッシングしまくったSMAP謝罪事件のときでも、ジャニーズ事務所の悪口はいわんかったぞ!接触商法にいろいろ思うところはあれど、最後は推しのためになると信じてせっせとお金を落とし、CDを買い、強行スケジュールに胸を痛めながら&スケジュール帳と格闘しながら、それでも席が埋まらなかったら、ライブ会場がスカスカだったら、自分のカラーペンラ少なかったら推しが悲しむと思ってふんばってきたすべてが、「なんかぁ、ももちいなくなったしぃ、森戸とかには利用価値あっから勢いあるグループにいれるか!あと停滞してるグループの起爆剤として使うかな~新体制っていったらヤフーのトップニュースになるだろうしぃ☆℃-uteの後釜つくんないとねッ」くらいのノリで踏みにじられた気がしてならない。

 

いや、もしかしたらメンバーが「私はもっと活動したいです!」「私は学業に専念したいです!」っていいだして、折衷案かもしれないけど。そしたら、そういえばいいだけだしな~「メンバーからの強い要望で」ってさ。ももちやメンバーの発信、発言からはそんな風には読み取れなかった。

 

兼任先が発表になった時、一度は「受け入れよう」って思った。メンバーも前向きな発言だし、カントリーも応援してね、っていってるし、ももち先輩の最後の花道、汚したくない。ちぃが、やなみんが、むすぶが新しくがんばる場所があるって素敵やん!と思おうとした。

 

 

でもやっぱり無理だった。

 

 

娘。にまざってるちぃを見て、「なんでよこやんとかえでぃーはいっていい感じになって、ジェラジェラでちぇるがいっぱいいいとこもらって、娘。はいっぱい良い子がいるやん。なのに、ちぃをカントリーから奪うの?それならちぇるの歌割り増やしてよ」って思ってしまった。ぶっちゃけ、増員は必要かもしれないけど、優秀な研修生もいるし、オーディションって方法もあるのに、なんでカントリー(事実上)解体&移籍やねん?メンバーもちぃもなんも悪くないのに。娘。ファンの人が、「ちぃちゃんが娘。でうれしい!!」ってつぶやいてるのみて、「でも、わかるけど、ちぃはカントリーなのに…」って最低なことを思ってしまった。ファンの人が悪いわけないのに。忘れないで、って叫びたくてしょうがなかった。あの子は兼任だから、娘。にあげたわけじゃないから!って。自分も娘。ファンなのにね。

 

アンジュルムなんかもっと感情の振れ幅がひどかった。本当は、むすぶがアンジュ入りなんてもうものすごくうれしいニュース。ちょっとちんまいけど、アンジュにあってるとおもうし、みんなもあたたかいし、アンジュはトークがほら迷子系だから、歌ダンストークすべてイケイケのむすぶがアンジュルムをもう一段階ステップアップさせてくれるかも!と一瞬おもってしまって、その後落ち込んだ。むすぶが、本当に兼任って立場でやっていくなら、レッスンも覚えることも増えて、でも中学生だし勉強もしなきゃいけないし、カントリーの活動も(あれば)まわさなくちゃいけない。がんばる子だから、絶対全部全力でやってくれる。それでむすぶが、つぶれそうになったら、疲れた顔を見せてしまったら。アンジュルムのファンは「むすぶは兼任じゃなくてアンジュルムでいいんじゃない?」っておもうのかな?カントリーのファンは「アンジュのせいでむすぶが疲れてるじゃん!」って嘆くのかな?

 

私は、推しのかっさーがアンジュルムにはいってくれて本当にうれしかった。成長した姿を見て、どんどんなじんでいく姿を見て、涙が出るほど強く「かっさーがアンジュルムでよかった」と思った。研修生はいなくなっちゃうことがあるので、あまり応援しないようにしてたけど、はじめて研修生からかっさーを推して、いまは研修生にも好きな子たくさんいる。彼女が私のなにかを変えてくれたんだと思ってる。新曲の「魔女っ子メグちゃん」でかっさーが歌割りバンバンもらって、MVで映りまくってるのみて、グスグス涙が止まらなかった。がんばったね、すごいね、なんて誇らしい!「この子、笠原桃奈ちゃんが私の推しです!アンジュルムのメンバーです!」って世界中に街宣カーで叫びまくりたい。

 

でも、むすぶには思ってあげられない。むすぶは今回改革されたグループだと、アンジュしかないし、ぴったりだし、メンバーもファンもあたたかく迎え入れてくれるにきまってる。でも、「この子がアンジュルムの舟木結ちゃん!すごいでしょ!」って言われるの?だって、むすぶは、カントリー・ガールズのふなっきでもあるのに、とか思ってしまう。同じメンバーなのに、かっさーには100%誇らしい気持ちでいて、なんでむすぶは全力で応援してあげられないの。本当、私はダメなファンだ。もうグルグルいろんなおもいが渦巻いて、アンジュを見れなくなってしまった。買ったCDはそれから一度も聴けていない。せっかく、かっさーがセンターなのに。むすぶは、何にも悪くないのに…

 

それから、やなみん。私が最も心配していて、最も良い意味で期待を裏切られたやなみん。ももち卒業で、思わず「やなみんはこれから大丈夫なの?!」って思ってしまった(ももちは大丈夫でしょ)。でも、春ツアーでみたやなみんは、確かにももちイズムをついで、ハロプロのアイドルとしての輝きを放ちはじめた原石のようで、推しそっちのけでやなみんを応援した。高校生になったやなみん。サックスでメリーさんの羊演奏するやなみん。信頼できる友達は2人のやなみん(ももち先輩は2~3人)。どうしたって古典顔で、笑っても「困り顔」だけど、ときどき空気を凍り付かせるけど、発言がループすることあるけど、私はやなみんが可愛くってしかたがない。私が友達2~3人しかいないことと何か関係があるのかもしれないし、ないかもしれないけど、なんせ推しの小関舞ちゃんは、成長著しく、私ごときが心配しなくても舞ちゃんは大丈夫!っていえる子になったと思う。

でも、やなみんはなんかもう「やなみん…やなみんがんばって!外に出て!いや、出たくなかったら出なくても良いけど、ほら、えっと、もうなんかものすごくがんばって!でも無理しないで!」みたいな感じだった。しなくてもいい心配をして、MCとかは大体ハラハラしながらやなみん見てた。だから、もう他のグループにやなみんが!ってなったとき、「いやいやいやいや大丈夫?!また一から人間関係きずけってか?!やなみんには荷が重くない?!イジメ…いや、(今の)ハロプロにイジメがあるとか思ってないけど、本人が疎外感とか感じちゃったり、心ないファンにアレコレ言われたらなんかもうどうしよう…」ってパニック。

 

 でも、ハロステのやなみんの顔を見て、覚悟を決めたんだな、と思った。いろいろ考えて、やなみんなりに前に進もうとしてる。だったら、応援しなきゃと思ったのに、Juice=Juiceかい、よりによって。あの5人は完璧やったやん。他のグループの追随を許さない、「きかせる」グループとしてハロプロに燦然と輝く星だったでしょ。歌割りの少なかった、ゆかにゃとあーりーの成長っぷりをみると、どれだけ裏で努力したんだろう、と尊敬の念を抱かずにいられない。なんでJuiceなの?5人でいいじゃない、とJuice=Juiceファンがいうたび、やなみんとるるちゃんは大丈夫なのか、もう心配でならなかった。それで、たとえば2人がスッと受け入れられて、Juice=Juiceになじんで、スキルもあげて、「加入当初はどうなるかとおもったけど、すっかり7人でなじんだね!やなみん、歌うまくなったね!」と言われる日がもしきたら、私はまたこう思う。「やなみんはカントリーの子なのに」って。Juiceメンバーもファンの思いも踏みにじって、カントリー・ガールズのことを思ってしまう。

 そんな気持ちだったのに、7人でUSJにいったよーって写真、うれしすぎて声がでてしまった。やなみん、るるちゃん、よかった!!!かなとも美人だな~7人案外バランスいいかも!って。やなみんの兼任先、Juice=Juiceでよかったーってそのときは心底思った。で、また落ち込んだ。舞ちゃんにはこういう報告がない。ねぇ、本当に学業優先のためなの?兼任の話を蹴ったからじゃないの?冷遇されてたら、それを本人が感じてたら、卒業を考えていたら、どうしよう。Juice=Juiceの何気ない幸せな報告が、どす黒い気持ちで塗りつぶされていく、そんなマイナス思考に腹が立つ!

 

 

 兼任メンバーが新しい場所で笑うたび、褒められるたび、「ねぇ、舞ちゃんの、りさちゃんのことを忘れないで。カントリーをサブ扱いにしないで」って叫び出したくなる自分自身が本当に許せない。

 

 ももちラストライブの輝き、まぶしすぎて、永遠に時が止まればいいと思った。いままでの感謝と、これからの不安がおしよせて、笑顔で送り出したかったのに涙目になってしまった。その後、夏のハロコンカントリー・ガールズはずいぶん「気をつかって」もらってるみたいで、舞ちゃんやりさちゃんのレポートも流れてきます。他の、兼任メンバーが新しい場所で受け入れられてがんばってることも。もう、それがつらい。つらすぎて、夏のハロコンはキャンセルしてしまった。ハロプロファンになってからこんな気持ちははじめてです。チケットは手元にあるのに、当日朝までまよったけど、行かなかった。みんなに会いたかったけど、会場が盛り上がってるのにメソメソ泣いてる人がいたらいやだと思うし。でも、いまは舞ちゃんの顔が見れない。

 

だって、この公演がうまくいって、すごく盛り上がって、「ハロプロ新体制正解だったな!」なんてことになったら。そういう空気になっちゃったら。私はもうハロプロファンでいられない、と思った。私一人がファンでもファンじゃなくても関係ないだろうし、活動は続いていくし、舞ちゃんとりさちゃんは努力を怠らないだろうし…ねぇ、でも、推すのをやめたくてもやめられない。かっさーがエースと呼ばれるのを、ちぇるがセンターに抜擢される日を、カントリー・ガールズの鮮やかなドンデンガエシを、この目で見るまでやめるにやめられない。

 

山木りさちゃん。いま、すべてに納得していますか。カントリー・ガールズでよかったと、ハロプロにはいってよかったと、あなたの敬愛する道重さゆみに誓って宣言してくれますか。その描く未来に、かげりがみえていませんか。卒業とか、まさか考えていませんか。

小関舞ちゃん。もう一度私に、「ハロプロDDでよかった!ハロプロ最高!」っていわせてほしい。カントリー・ガールズのど真ん中で、堂々とパフォーマンスするあなたの名前をコールさせてほしい。このわけのわからない逆境を、笑い話にさせてほしい。

 

メンバーもファンも前を向いているのに、私一人があの春感じたカントリー・ガールズ5人の未来への希望、その呪縛から逃れられない。あのまぶしさはどこにいっちゃったの。楽しいから、うれしいからアイドルを応援するって姿勢を忘れてしまいそう。もう彼女はいないのに、ももちに助けてよっていいたくなってしまう。いまはまだ踏みとどまっているけれど、今後のやまおぜコンビの処遇によっては、娘。もアンジュルムも、Juice=Juiceも応援できなくなってしまう気がして…

 

ハロプロDDをやめたら、きっと楽になるのに、あの幸せにかわるなにかは、絶対ないことも、もうわかってて、それもまた腹が立って悲しくて、もうどうしようもないです。